女性がバストのことで悩む原因で一番多いのが「サイズ」ですよね。
男性は、バストの大きい女性を好む人が多いので、小さなバストの女性ほど「貧乳」などと揶揄(やゆ)されて、不愉快に思ったことがあるのではないでしょうか?
貧乳の原因は、遺伝子などとも言われることもありますが、一概にそうとも言えないことが多いです。
あなたの周囲にも姉妹で、親子でバストのサイズが異なる人っていますよね?
では、何故貧乳になるのでしょうか?
バストは、母乳を作る「乳線」「脂肪」、乳腺と皮膚を繋ぐ「クーパー靭帯」、これらを支える「大胸筋」で成り立っています。
貧乳女性の場合は“やせ過ぎで脂肪が不足している”というケースが多いです。
特にバストにとっては、度を過ぎたダイエットは非常に危険です。
断食、カロリー制限などの食事制限がひどい場合などが、度を過ぎたダイエットです。
これらは、体の必要な栄養素を不足させます。その結果、女性ホルモンのバランスが崩れます。
結果的に、乳腺がしぼみバストが小さくなるからです。これが、バストが小さくなる原因となります。
過度なダイエットは、視床下部のホルモン中枢にダメージを与えます。
そうなると、エストロゲン分泌の指令がうまくだせなくなります。
バストの土台は、筋肉(大胸筋)です。無理なダイエットは筋肉を小さくします。
その土台の上に、脂肪、乳房組織がのっているのです。
そう、大胸筋が過度のダイエットにより減れば、バストも減ったように見えますね。
さらに、過度のダイエットは健康状態も悪化させ、日々の生活にも支障がでるでしょう。
そうすれば、姿勢もわるくなるでしょう。悪循環ですね。
過度のダイエットは、貧乳への道につながり、バストを強調するようにはなりません。
では、どうしましょう?
やせすぎの女性は「タンパク質不足」「血行が悪い」などが原因といわれていますので肉類などのたんぱく質を多く摂取して、体に脂肪を蓄えることが大切です。
但し、過剰に肉類を摂取しても、血行が悪いと食べた栄養分は体に循環せず、停滞してしまいます。
ですから、日ごろの運動、運動が難しい場合もできるだけ足を使って歩くなどして血行を良くして、タンパク質を摂取 するようにしてください。
一朝一夕で改善することはありませんので、毎日のコツコツ積み重ねることが大切です。